私立幼稚園と公立小学校で見えた“教育の差”と親の後悔
物心がついた頃から知育を始め、3歳からは英語学習も取り入れてきました。
その後、県内でも評判の良い私立幼稚園に入園。小学校は地元の公立に進学しましたが、今振り返ると、私立小学校を選ぶべきだったと感じています。それほどまでに、未就学児期の教育環境が子どもの成長に大きな影響を与えるのだと、実感したからです。
通っていた幼稚園は宗教法人が運営しており、礼儀や規律にとても厳しく、背筋を伸ばして座る、返事ははっきり、先生の話は最後まで聞くといった基本的なことを、4歳から徹底的に教えられていました。
それを「厳しい」「古い」と感じる方もいるかもしれませんが、日々の中で自然と身についた習慣は、家庭内だけでなく外でもきちんと表れます。
一方、公立小学校では授業参観や運動会での様子を見て、落ち着きのなさや列を乱す姿が目につきました。正直、幼稚園でできていたことが、小学生になってからできていないという現実に驚きました。
また、幼稚園での行事への取り組み方にも違いを感じました。たとえば、運動会のダンスでは、全員が音楽に合わせてきびきびと動く姿が印象的で、小学校のダンスより完成度が高かったほどです。
こうした経験から、子どもが小さいうちから本格的に教育に取り組むことの大切さを改めて感じました。やはり、子どもの可能性をどう引き出すかは、親の意識と選択次第だと思います。