ABA（応用行動分析）による療育を体験した保護者の声をいくつかご紹介します。

「息子は1歳8カ月で、半年間のABA療育を受けました。最初はおもちゃの使い方もわからず、興味の範囲がとても狭かったのですが、少しずつ課題をクリアしていく姿に、息子の成長を実感しています。」（1歳8カ月の男の子）

「ABAセミナーに参加して、行動のしくみを理解することができました。『きっかけ、行動、結果』という3ステップの考え方を学び、日常生活にも応用できる希望が湧きました。息子に目を合わせて話しかけるだけでも、すぐに変化が見られて驚いています。」（ABAセミナー参加者）

「最初のABA相談でアドバイスを受けてから約1カ月間、それを実践しました。結果、子どもの自傷行為がかなり減り、コミュニケーションも取りやすくなってきました。本当に助かっています。」（自傷行為があったお子さんの保護者）

「宿題をするたびに問題行動が出ていたのですが、ABAの『強化』という手法を取り入れて、宿題を小分けにし、1つ終わるごとにご褒美を与えるようにしました。その結果、子どもが落ち着いて宿題に取り組むようになり、親子ともにストレスが軽減しました。」（宿題にABAを取り入れた家庭）

「9歳の娘は、自閉スペクトラム症の影響で強いこだわりや癇癪を起こすことが多かったのですが、ABA療育を家庭で取り入れたところ、少しずつ効果が現れました。特に、行動をパターン化する方法が、予定通りに進まないことが苦手な娘には非常に合っていたようです。」（自閉スペクトラム症の9歳の娘を持つ保護者）

これらの体験談から、ABAが子どもの行動改善や社会性の向上、そして保護者の方々の子育ての不安軽減に役立っていることがわかります。ただし、子どもの特性や家庭環境によって効果は異なる場合があるため、個々に応じた柔軟な対応が必要です。
三郷市の療育